こんにちは、どらいちです。
登山を始めた頃、行動食をチョコレートとグミだけで乗り切ろうとして途中で完全に食欲がなくなり、バテてしまった苦い経験があります。
登山における行動食の選び方は意外と奥が深く、間違えると体力切れや気分不良に直結します。
この記事では登山の行動食の選び方・おすすめ商品・食べるタイミングを解説します。
この記事でわかること

- 登山の行動食に必要な条件
- 甘い系・塩系・エネルギー補給系に分けたおすすめ15選
- 1日の必要カロリーの計算方法
- 食べるタイミングと量の目安
登山の行動食に必要な4つの条件
行動食を選ぶ際に押さえておきたいポイントです。
① 高カロリー・軽量 登山中は平地の2〜3倍のカロリーを消費します。重量あたりのカロリーが高いものを選びましょう。
② 常温保存できる バックパックの中で保存するため、溶けにくい・傷みにくい食品が適しています。
③ すぐに食べられる 休憩時間は短いことが多いため、袋を開けてすぐ食べられるものが便利です。
④ 飽きにくい味のバリエーション 長時間の行動では味の単調さが食欲低下につながります。甘い系と塩系を組み合わせましょう。
行動食おすすめ15選
甘い系(エネルギー補給)
① 井村屋 スポーツようかん 登山界で圧倒的な支持を誇る行動食の定番。片手で食べられるスティックタイプで、素早くエネルギー補給できます。1本約130kcal。
② チョコレート(高カカオ系) 溶けにくいものを選びましょう。夏は溶けやすいため、ジップロックに入れると安心。
③ ドライフルーツ(レーズン・マンゴー等) 自然な甘みと食物繊維が豊富。腹持ちが良く、疲れたときに食べると気分が上がります。
④ カロリーメイト 1袋200kcalでコンパクト。様々なフレーバーがあり飽きにくいのも特徴。
⑤ 一口羊羹 個包装で食べやすく、糖質が素早く吸収されます。一口サイズなので食べすぎ防止にも。
塩系(ミネラル補給)
⑥ 柿の種 塩気と辛さが疲れた体を刺激して食欲を回復させてくれます。軽くて携帯しやすいのも◎。
⑦ 塩分チャージタブレット 汗で失われた塩分・クエン酸を素早く補給。熱中症予防にも効果的。夏山の必携品です。
⑧ ミックスナッツ 脂質・タンパク質・ミネラルをバランスよく補給できます。腹持ちが良く、少量でも満足感があります。
⑨ じゃがりこ 意外と登山行動食として人気。塩気と食感が気分転換になります。
⑩ おつまみ系(さきいか・ビーフジャーキー) タンパク質補給と気分転換に。テント泊の夜のご褒美としても活躍します。
エネルギー補給系(ジェル・サプリ)
⑪ メダリスト(エネルギージェル) ランニングや登山向けに開発されたエネルギージェル。素早く吸収されるため、急な疲労回復に効果的。
⑫ ウイダーinゼリー 液体状でのど越しが良く、食欲がないときでも摂取しやすい。エネルギー・プロテイン等種類が豊富。
⑬ アミノバイタル(粉末) BCAA(分岐鎖アミノ酸)が含まれており、筋肉疲労の軽減に役立ちます。長時間の縦走時に特におすすめ。
⑭ 甘酒(パウチタイプ) 「飲む点滴」とも呼ばれるほど栄養豊富。体が温まるため、秋〜冬の登山に特におすすめです。
⑮ 粉末スープ(コーンスープ・みそ汁等) お湯を注ぐだけで食べられる粉末スープ。テント泊の朝や休憩時の温かい一品として重宝します。
1日の必要カロリーの計算方法
登山中の消費カロリーの目安は体重×行動時間×5〜6kcalです。
計算例(体重65kg・行動時間8時間) 65kg × 8時間 × 5.5 = 約2,860kcal
通常の基礎代謝(約1,500〜1,800kcal)に加えてこれだけのカロリーが必要です。行動食では1,000〜1,500kcalを補給することを目標にすると良いでしょう。
食べるタイミングと量の目安
| タイミング | 内容 | 目安量 |
|---|---|---|
| 出発前 | 朝食をしっかり食べる | 500〜700kcal |
| 行動中(1〜2時間ごと) | 行動食を少量ずつ | 100〜200kcal/回 |
| 昼食 | 行動食+カップ麺・おにぎり等 | 400〜600kcal |
| 下山後 | 糖質+タンパク質で回復 | 500〜700kcal |
重要:「お腹が減ってから食べる」は遅すぎです。空腹を感じる前にこまめに補給するのが登山の鉄則です。
まとめ:甘い系+塩系のセットが基本
行動食選びのまとめです。
- 甘い系と塩系を必ずセットで持つ
- 1〜2時間ごとに少量ずつ補給する
- 夏はミネラル補給(塩分チャージ)を必ず追加する
- 長期縦走はエネルギージェル・アミノ酸サプリも活用する
行動食を上手に使いこなすと、山行中のパフォーマンスが大幅に改善します。
テント泊縦走では行動食以外にも多くの装備が必要です。こちらの記事も参考にしてください。
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