夜間下山で足を踏み外した。ヘッドライト忘れた日に学んだこと

登山

こんにちは、どらいちです。

正直に言います。登山を始めて10年目までは、ヘッドライトなんて「夜間登山する人のもの」くらいに思ってました。日帰り登山だから関係ないと。

でも愛知県から北アルプスへ向かった秋の日のこと。常念岳の往復を予定していたのに、山頂到着が予想より2時間遅れ。気づいたら下山道が薄暗くなってました。ぶっちゃけ、パニックでしたね。

その時になって初めて気づいたんです。ヘッドライトって、単なる「あったら便利」じゃなくて、「命に関わる安全グッズ」だってことを。

下山が遅れるってよくあることじゃないですか

登山してる人なら、一度は経験あると思うんです。「あ、思ったより時間かかってる」って瞬間。子どもが生まれた今、登山の頻度は年4〜5回に減ってますけど、それでも年に1回くらいは下山時間がズレることがあります。

天気が予想と違ったり、思ったより疲れて歩くペースが落ちたり、道で人の列に引っかかったり。理由は色々ですよね。わかります、その「あ、やばい」感。

問題は、そのズレが「暗くなる時間」を越えるかどうかってこと。特に秋と冬は日が沈むのが早いですから、計画時点では「十分な明るさで下山できる」と思ってても、実際には夕方4時とかもう真っ暗になってます。

常念岳の下山道で、ライトなしの怖さを身体で感じた

その日、ポケットにはスマホのライト機能だけ。現在のように便利なものじゃなくて、ほんと心許ない光です。懐中電灯も、LED式のヘッドライトも持ってませんでした。

下山道は狭くて、右側は崖。段差も多い。スマホをかざしながら片手で歩くわけなんですが、光が不安定で、足元の凹凸が判断できない。

「あ、ここ危ない」って思った瞬間、次の足を踏み出した岩が想像と違う位置にあって、足を踏み外しました。幸い大きく転ぶことはなかったし、怪我も軽かったんですけど、その時の「あ、死ぬかもしれん」という恐怖感は、いまでも忘れられません。

そこから下山まで2時間半。その間、心臓がずっとバクバクしてました。登山って、天気が急変するよりも、この「時間管理のズレ」の方が、実は危険だなって実感したんです。

ヘッドライトはなぜ「安全」に直結するのか

帰宅後、嫁に「また危ないことしたの?」って言われて、その時初めてヘッドライトを買うことにしました。

それ以来、どんな日帰り登山でも、ザックの片隅には必ずライトが入ってます。だって、登山って予測不可能なことばっかりじゃないですか。天気が急変したり、予定より遅れたり。そういう時に「暗くなってから下山する」ってシチュエーションは、割と現実なんです。

ヘッドライトがあるだけで、足元が見える。段差や岩の位置が認識できる。滑りやすい場所も判断できる。それだけで事故のリスクは劇的に下がります。

そしてもう一つ。夜間下山って精神的にもすごくストレスなんですよ。光があると、気持ちの余裕も生まれるんです。冷静な判断ができるようになります。

何度も買い直して、今はこれに落ち着いた

あの日以来、いくつかヘッドライトを使ってきました。安いやつ、高いやつ、色々試して、気づいたことがあります。ぶっちゃけ、高いから良いわけじゃないんですよ。

重要なのは「ちゃんと見える」「バッテリーが持つ」「着け外しが簡単」この3つ。

今使ってるのは ペツル ティカ Amazonで見る楽天で見る です。3千円台の価格帯ですけど、軽いし、明るさも十分。一度の登山で電池切れになることもないし、何より頭に装着するから両手が自由になるんですよ。スマホみたいに片手で持つ必要がない。これ大事です。

初心者向けだと ジェントス ヘッドライト Amazonで見る楽天で見る もコスパ良くておすすめ。本当に「万が一の時用」として考えるなら、これで十分です。

ヘッドライト以外で、夜間下山に役立つもの

ただ、ライトだけあれば安心かって言うと、そうでもありません。実は 登山の持ち物チェックリスト にも関連してるんですけど、余裕を持った計画立ても同じくらい重要です。

例えば、朝出発の時点で「今日は何時までに下山する」って決めておく。そして「その時間の30分前には下山開始する」くらいの余裕を持つ。これだけで、夜間下山のリスクはかなり下がります。

それと、道に迷った時のために笛も持ってます。真っ暗な中で迷ったら、ライトの光だけより、笛で自分の位置を知らせた方が安全ですし。ただの安全グッズですけど、これで他の登山者や救助隊に見つかりやすくなりますから。

あと、もう一つ。雨具です。夜間下山中に急に雨が降られたことあるんですけど、視界がさらに悪くなるんですよ。レインウェアを持ってると、ライトの光が反射して見やすくなるんです。これは意外な発見でした。

計画の時点で、「暗くなる前に帰る」を念頭に

正直なところ、登山をしてると「時間に余裕を持つ」ってすごく難しいです。気持ちは山頂へ向かってるし、せっかく来たんだから全部コース歩きたいって思うし。特に子どもがいない時代は、そういう気持ちが強かったんです。

でも子どもができて、家族の時間の大切さを感じるようになってから、変わりました。嫁に「また山なの?」って言われるたびに思うんです。限られた時間で登山をしてるなら、その時間を無駄なく、安全に使いたいってね。

ヘッドライトを持つことで、最終的には「まあ夜間下山になっても、ある程度は対応できる」って心の余裕が生まれるんですよ。その心の余裕が、冷静な判断につながるんだと思います。

これからも、どんな短い日帰り登山でも、ザックには必ずライトを入れようと思ってます。あの常念岳での恐怖感だけは、忘れたくないですから。登山歴11年で学んだ、一番大事な教訓ですね。

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どらいち
登山歴10年以上・30代会社員パパ

テント泊縦走が大好きな30代の会社員パパ。週末に家族と過ごしながら、月1〜2回のペースで登山を継続中。10年以上の経験をもとに、登山初心者が失敗しないための情報を発信しています。

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