こんにちは、どらいちです。
正直に言います。登山を始めて6年目まで、靴選びを完全になめてました。
「有名なメーカーなら大丈夫」「インソールを入れればなんとかなる」「靴擦れなんて山あるあるでしょ」—— そういう感じで適当に選んでて、本当に後悔してます。
特に痛いのが、30歳の時に燕岳から常念岳への縦走で靴擦れになった時のこと。かかとが痛くて、最後の下りで歩速が落ちまくって、予定より3時間近く遅れて下山したんです。
あれから、ようやく自分の足に本当に合う靴の選び方がわかった気がする。だからこそ、同じ失敗をしてほしくなくて、この記事を書いてます。
靴擦れが起きる時点で、その靴は「合ってない」んですよ

登山ショップに行くと、店員さんが「ここで靴擦れが起きやすいから、こうしましょう」みたいなアドバイスをくれることがあります。気持ちはわかるんですけど、ぶっちゃけそれは対症療法です。
本来、自分の足に本当に合った靴なら、普通の使い方で靴擦れなんて起きないんです。
僕の場合、テント泊デビューで買った3,000円の激安登山靴(名前忘れた笑)からずっと靴擦れと付き合ってました。その後、有名メーカーの靴に買い換えても治らない。インソール入れても治らない。「登山は靴擦れが当たり前」って思ってました。
でもそれ、違うんです。
靴擦れが起きるのは、つまり足と靴の間に「ズレ」があるからなんですよ。素足と靴の形が合致していないから、歩くたびに足が動いて、皮膚が擦れる。それだけ。
だったら、どうするか。靴を何個か試して、本当に足に合うものを見つけるしかない。これ、本当に大事です。
買ってからがスタート。実際に山で試してみないとわからない
ここから先が、多くの人が失敗する部分だと思うんです。
登山靴って、店で履いて、店員さんに「いいですね」って言われると、つい買っちゃいますよね。でも実際に山に行くと「あれ、何か違うな」ってことが、よくあります。
僕が今ずっと使ってるのは サロモン X ULTRA 4/5 MID GTX(25,300円〜) Amazonで見る楽天で見る なんですけど、これを選んだのも試行錯誤の結果です。
実は、この靴を買う前に、3足別の靴を試しました。日帰りで近所の山(恵那山とか)で履いてみて、1日歩いてみて、初めて「これは無いな」「これはいけるかも」って判断してるんです。
そうやって使い続けてたら、段々と靴と足が馴染んでくるんですよ。革靴じゃなくて登山靴だから劇的には変わりませんが、やっぱり履き込むことで、足側も靴側も「最適な状態」に近づいていく。
あと、これ大事なんですけど、靴に入れるソックスも同時に考えないとダメです。登山用ソックスを履くと、素足で試着した時とは感覚が変わります。
今は スマートウール ハイキング ミディアムクルー(3,800〜4,500円) Amazonで見る楽天で見る を合わせて使ってるんですけど、このソックスの存在がデカいです。クッション性が全然違うし、蒸れにくい。普通の靴下で登山してた時代が懐かしいぐらい。
靴とソックスは「セット」で考えるべき。ここを忘れると、せっかく良い靴を買っても活躍しません。
なぜ僕は同じ靴で11年続けられるのか
ここまで読んで、「結局どの靴がいいの?」って思うかもしれませんね。
でも、正直に言うと、それは人それぞれなんです。足の形も、歩き方も、登る山の標高も全部違うから。
ただ、僕がサロモンの X ULTRA 4/5 MID GTXを11年使い続けてるのには、理由があります。
一つは、本当に足に合ってること。これに尽きます。
もう一つは、ちょっと傷んできても修理できることですね。全体を買い換えるんじゃなくて、靴底だけ張り替えるとか、細かい調整で長く使える。子どもが生まれてから山に行く回数が減ったから、同じ靴で十分なんですよ。
あとは、単純に「新しい靴を試す面倒さ」を考えるより、慣れた靴で山に行く方が楽だってわかったからです。変な話ですけど、これも大事。登山って、靴選びで失敗すると、山の楽しさが半減しちゃいますから。
靴選びで悩んでる人は、登山靴おすすめ3選で色々紹介してますけど、本当に大事なのは「自分で試すこと」です。その上で、もし迷ってるなら、信頼できる登山ショップの店員さんに相談するのが一番。ネットの評判も参考になりますけど、最後は自分の足が決めるんです。
子どもを連れて行った時に痛感した、足元の大切さ
去年、上の子(8歳)を連れて各務原アルプスに行ったんですけど、その時にもう一回、靴の大切さを実感しました。
子どもが靴擦れで泣きだしちゃったんです。それで途中で引き返すことになって。子どもが足が痛いって言ってるのに、山を続けるわけにいかないじゃないですか。自分の時と違って、相手は子どもですから。
その時に思ったのは、「靴選びって、安全にも関わるんだな」ってことです。大人なら靴擦れ程度で引き返す判断ができますけど、子どもはそれで体力を消耗して、テンション下がるし、下山も辛くなる。
今度また子どもと登山に行く時は、絶対に新しい靴でテスト登山をしてからにします。これは学びました。
靴選びって、自分の足の話だけじゃなくて、登山全体の質を左右する要素なんですよ。それを11年かけて、やっと実感できたわけです。遅いですけど(笑)
靴選びで失敗しないために、今からできることは一つ
長々と書いてきましたけど、結論はシンプル。
靴を買ったら、すぐに奥の院みたいな山に行かず、まずは近所の里山で試してみてください。できれば3回、4回。そうすると、足と靴がどうなるのか、靴擦れが出るのか、歩きやすいのか、全部わかります。
その上で「これはいける」って判断したら、本格的な登山に行く。これが、僕が学んだ唯一の正解です。
靴選びで悩んでる人は、ぜひこの方法を試してください。あと、登山用ソックスおすすめ3選も一緒に読んでくれると、さらに足元が整うと思います。
僕も今は、年4、5回の限られた登山の中で、靴と相談しながら山を選んでます。それでも嫁には「また山?」って言われますけど(笑)、少なくとも靴で失敗することはもうないんです。
そういう安心感をもって山に行けるって、本当に大事ですよ。
この記事で紹介した商品
登山歴10年以上・30代会社員パパ
テント泊縦走が大好きな30代の会社員パパ。週末に家族と過ごしながら、月1〜2回のペースで登山を継続中。10年以上の経験をもとに、登山初心者が失敗しないための情報を発信しています。


コメント