GW登山でテント泊デビュー予定だった友人を見送った話。あのとき気づいた3つの後悔

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GW登山でテント泊デビュー予定だった友人を見送った話。あのとき気づいた3つの後悔のイメージ

正直に言うと、先週末にGW登山から戻った友人の話を聞いて、かなり引っかかってる。

その友人、「今年こそテント泊デビューする」って張り切ってて、GWに北アルプスの燕岳を目指してたんだよ。俺は「いいなあ、気をつけてな」って応援してたんだけど、実際は山小屋の予約が取れなくなったから諦めたって。その後、別の簡単な山でテント泊してきたらしいんだが…聞くと聞くで、いろいろ失敗してたんだ。

それを聞いてて思ったのね。「あ、俺も同じミスしてた」って。もう10年以上前の話だけど、テント泊デビューのときは本当にグダグダだった。そのときの後悔が、今でも頭に残ってる。

だから今日は、GW明けにテント泊を考えてる人たちへ。友人の失敗と、俺の昔の失敗を重ねて、「あのとき気づいときゃ違ったのに」ってことを3つ話そうと思う。

「装備は揃った、計画も立てた」で油断した話

友人が言ってたのね。「テント、シュラフ、マットも全部買った。これでいける」って。確認したら、テントと寝袋とマットだけ。それで山に行ったわけよ。

あ、そうだ。俺も28歳でテント泊始めたとき、全く同じことしてた。テント、シュラフ、マットを買って「これで完璧」って思い込んでた。実際に山に着いて気づいたのは、着替えもタオルも、朝の水も、簡単な調理道具も…何もかも足りなかったってこと。

GW直後の5月は、朝晩の冷え込みがまだきつい。テントの中で眠れないってなったことありませんか?俺はあった。銀マット忘れて、テントの床が冷たくて一晩中寝返り打ってた。友人も似た話をしてて、「テント泊ってこんなに寒いんですか」って驚いてた。

そこなんだよ。テント、シュラフ、マットは「最小限」のセットに過ぎない。その周りを支える装備がいっぱいある。懐中電灯、着替え、タオル、トイレ紙、歯ブラシ、ポーチ…細かいものばっかりだけど、これらがないと山小屋泊から一変する。本当に。

あのとき思ったのね。「装備の『量』じゃなくて『質』と『そろえ方』を知らなかった」って。友人も多分、同じ状態だったんだと思う。

GW登山でテント泊デビュー予定だった友人を見送った話。あのとき気づいた3つの後悔の装備・テント泊イメージ
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GWの混雑を避けるために、計画を後回しにしちゃった

友人は最初、北アルプスの燕岳で3泊4日の縦走を考えてたらしい。でも山小屋が満杯で、急遽別の山に切り替えた。それ自体は悪くないんだけど…問題は、その切り替え先の山も、実は詳しく調べずに行っちゃったってこと。

水場の位置、テント場の広さ、コース難度…そういうのを確認せずに「テント泊できる山なら大丈夫」って感じで。結果、テント場が思ったより混んでて、レイアウトに戸惑ったって言ってた。

なんか、心当たり?実は俺も、テント泊デビューのときそうだった。当時、GWの混雑を避けようって思ってて、「どこでもいいや」って感じで山を選んじゃった。そしたら、着いてみたら水場が遠くて、毎朝歩くのが大変だったんだよ。

今なら分かるけど、GWの登山は「混雑を避けること」と「計画の質」は両立しないんだ。どちらかを優先させると、もう一方がおろそかになる。混雑を避けたければ、避けた分だけ丁寧に計画を立てる必要がある。計画を立てる時間がなけりゃ、定番の山で人気のテント場を選んだ方が無難。

友人は「来年は絶対に計画立ててから山を決める」って言ってた。その通りだと思う。5月から6月にかけては、初夏の天気も安定してくるから、計画の立てがいがある季節。GWの焦りが残ってると、その良さを活かせないんだよ。

行動食と水分を「とりあえず持ってく」で済ませた

これが一番ショックだった。友人が山で動けなくなっちゃったんだって。朝6時に出発したのに、昼前には足が重くなって、ペースが落ちたと。最後は山頂まで行けず、引き返してきたらしい。

原因、聞いたら…行動食をほぼ持ってなかったんだ。「朝ご飯食べたし、大丈夫だと思った」って。いや、そこじゃないんだよ。朝ご飯と行動食は別物。昼食の手前で、身体のエネルギーが切れると、足は動かなくなる。これ、本当に大事。

5月のGW明けって、日中は暖かいけど、動き続けると想像以上に疲れるんだ。新緑も気持ちいいし、天気も良い。つい気が緩んで、軽めの準備になっちゃう。俺もそうだった。最初の何回かは、おにぎりとチョコだけ。それで上手くいった山もあれば、途中でバテた山もあった。

テント泊となると、荷物が重いから余計に「行動食は少なめで」って考えちゃう人が多い。でも逆なんだよ。テント泊は縦走になることが多くて、1日の歩行時間が長いから、日帰りより行動食が大事になる。登山の行動食って、単なる「食べ物」じゃなくて、「ペースを保つための道具」だと考えた方がいい。

特に初夏の5月は、朝晩は涼しいけど、昼間は蒸し蒸ししてくる季節。体力の消費が早い。水分もしかり。友人は水も「山小屋で補給できるから」って考えてたらしいんだけど、テント場からの距離が遠いと、その間に脱水気味になる。

あのとき気づけば良かったのは、「行動食の量 = コースの難度」だってこと。簡単な山でテント泊するなら、行動食は控えめでいい。でも北アルプスを目指すなら、ザックの底に行動食がいっぱい詰まってるくらいが正解。

で、結局何が後悔なのか

友人の話を聞いてて、一番心に刺さったのはね…「もっと準備期間を作っときゃ、全部防げたんだ」って思ったこと。

GWの混雑から逃げるために、計画を後回しにする。装備の確認を「とりあえず最小限」で済ませる。行動食も「あるだけ」で出かける。その全部が、結果的に失敗につながってる。

俺が今、思うのはね。テント泊デビューは「4月から準備を始めるべき」ってこと。5月のGWに急いでやるもんじゃない。4月に装備を整えて、5月中旬〜下旬に実行する。初夏の天気も良くなるし、人気もGWほどじゃない。むしろそこが狙い目なんだ。

友人も「来年は4月から準備します」って言ってた。その心意気があれば、テント泊は絶対に楽しくなる。実際、俺も今は子どもの都合で月1回しか行けないけど、その月1回の準備に3週間はかけてる。その分、山での失敗が減ったんだ。

今年のGW、テント泊デビューを逃した人へ

もし君が「今年はテント泊を予定してたのに…」って思ってるなら、悪いことは言わない。今から始めなさい。

GW明けの5月中旬〜下旬は、実はテント泊のベストシーズンの入り口。気温も装備も、日帰り登山より少し厳しい程度。秋の落ち葉シーズンと違って、足元も視認しやすい。テント泊の装備を一通り揃えて、手軽な山から始めてみる。それが正解だと思う。

装備選びで迷うなら、ネットの評判より「自分の体に合うか」を優先させろ。シュラフも、マットも、テントも、高いやつが正解じゃない。使い心地が正解。

行動食は「多すぎて困ることはない」って思ってる。むしろ、下山後に「あ、余った」ってくらいがちょうどいい。

そして何より、焦るな。GWの混雑を避けたいなら、計画を先延ばしにしちゃダメ。計画を立てるのに時間をかけろ。その時間が、山での安心に変わる。

俺も来月、子どもの都合が付けば、また南アルプスか北アルプスに行きたいって思ってる。嫁には「また山かよ」って言われるけど、ぶっちゃけ、その準備の時間が好きなんだ。計画を立てて、装備を確認して…その時点で、半分は楽しんでる。だからこそ、その時間を大事にしたいんだよ。

友人も、来年は絶対に成功させるって言ってた。その自信のために、今年の秋とか冬に日帰り登山をいっぱいやって、体力と山の勘を取り戻すんだって。いい心がけだなって思う。

君も、同じ失敗をしたなら、今ここで気づけて良かったと思おう。GW明けの5月は、まだ準備の季節。秋口まで、いっぱい時間がある。焦らず、丁寧に、テント泊デビューを目指しなさい。絶対に、その方が楽しい。

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どらいち
登山歴10年以上・30代会社員パパ

テント泊縦走が大好きな30代の会社員パパ。週末に家族と過ごしながら、月1〜2回のペースで登山を継続中。10年以上の経験をもとに、登山初心者が失敗しないための情報を発信しています。

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