【ルート紹介】御嶽山・8合目コース、夏山デビューに選んだ理由と熱中症対策
こんにちは、どらいちです。今回は御嶽山・8合目ルートについて解説します。
この記事でわかること:
- 愛知県から日帰りで行ける御嶽山・8合目ルートの実際のコースタイム
- 夏山シーズンに子育てパパが体験した、熱中症対策の失敗と工夫
- このルートが夏山初心者向けの理由と、注意すべきポイント
この記事は、これから夏山シーズンにデビューしたい人、そして子連れでも無理なく登れるコースを探している人向けに書きました。
1. 実際に登ってわかった、御嶽山・8合目ルートの難易度と所要時間
正直に言うと、御嶽山は北アルプスの燕岳や南アルプスの甲斐駒ヶ岳とは全然違う。標高2,191mだから、見た目は低く感じるけど、登ってみると結構手強いんですよね。
8合目駐車場からのコースタイムは、登り約3時間50分、下り約2時間50分。合計6時間40分が目安です。実際には、7月の日中に登った時は、登り4時間15分、下りに3時間かかりました。なぜこんなにかかったか?それは夏の熱中症対策と休憩の取り方が甘かったからです。
標高差は約1,400m。足がガクガクになるほどではありませんが、特に下りは膝に来ます。わかります、その気持ち。北アルプスに何度も行っているからって、この山を舐めてかかると失敗します。実は仲間の一人が7月に登った時、脚が攣ったって聞きました。
8合目駐車場は無料で、早朝4時に到着すればほぼ停められます。朝日を見ながら登るのは気持ちいいですよ。ぜひ早起きして挑戦してみてください。
2. 7月に子連れで登って痛感した、夏山の熱中症対策の現実
子どもが生まれてから登山の頻度が激減して、年4〜5回。そのうち2回くらいは家族で行くんですが、7月の御嶽山はその一回でした。嫁には「また山行くの?」って言われながらも、子どもにも山の経験をさせたくて。
でここが失敗のきっかけ。僕は行動食に梅干しとスポーツドリンク、それと塩飴を持っていきました。でも、子どもが想定以上に水を飲む。標高1,500m地点で、もう500mlのペットボトル2本を空にしていたんです。標高差1,400mを登るのに、水が足りなくなるという最悪の事態。
結局、登り3時間50分の予定が4時間15分かかり、下山中に子どもが「足がしんどい」と言い出しました。気温は日中で約25℃。北アルプスの高標高なら寒いですが、御嶽山のこの時期はしっかり暑い。
熱中症の初期症状って、実はめっちゃ怖いです。足がつる、めまい、そして判断力が落ちる。下山中に子どもがそうなったら、僕たち親は冷静さを失ってしまいました。水分補給をこまめにやり直して、何とか下山できましたが、心の中は焦りまくってました。
今だから言えますが、夏山で子どもを連れていく場合は、予定している水の量の1.5倍は持つべきです。実践してみてください。
3. 実際に持っていった行動食と、今なら変えたい補給戦略
7月に持っていった行動食は、以下の通り。
- 梅干し:3個
- 塩飴:10粒
- チョコレート:30g
- ウイダーインゼリー:2袋
- バナナ:1本
- 水:1.5L
- スポーツドリンク濃縮液を持参して、水に溶かすタイプ
正直、これでは足りませんでした。特に子どもと一緒だったから、子ども用の行動食も追加で持たないといけなかった。結果として、バックパックが重くなり、登りでペースが落ちたんです。
夏山の行動食で気をつけることは、「固形物よりも液体」ということ。チョコレートなんて、日中25℃あれば溶けてしまいます。持っていたウイダーインゼリーは、冷たいとおいしいし、胃に負担もかからない。夏山に来年また行くなら、行動食はゼリー系とドリンク中心に変えるつもりです。
熱中症対策として塩分は大事ですが、塩飴だけじゃ足りない。標高1,500m以上では、スポーツドリンク(ナトリウム500mg以上)で塩分補給する方が効果的です。試してみてください。
4. コース上の水場と、迷いやすいポイント
御嶽山・8合目ルートで気をつけるべきは、水場が少ないこと。ぶっちゃけ、8合目駐車場から水場まで約2時間歩かないといけません。そこが「二の池」という水場なんですが、夏場は枯れることもあるって聞きました。実際に登った時は、水が出ていましたが、透明とは言えない色。フィルターがあれば安心ですが、僕は持ってませんでした。
その後、7合目付近にも水場がありますが、ここも夏は頼りになりません。つまり、8合目駐車場から頂上手前の神社までの約5時間で、自分が持ってきた水で対処しないといけない。これが熱中症リスクを高める一因になります。
コース上で迷いやすいのは、6合目付近。複数のルートが交差していて、僕も一度30分ほど時間をロスしました。地図をしっかり確認して、登ってみてください。
5. 下山時の膝への負担と、実際に経験した痛みの対処
下りは本当に膝に来ます。登り4時間以上でくたくたなのに、下りでさらに2時間半。子どもをおんぶしたから、僕の膝への負荷は倍以上。標高1,500mから8合目駐車場まで、ずっと下り坂です。
正直、下山中に足がつりかけた。塩分と糖分を急いで補給して、何とか対処できました。もし、足がつってしまったら、速やかにストレッチして、塩分を摂ってください。ここが重要ですよね。
下山時に子どもが「足が痛い」と言い始めたのは、標高1,200m地点。あと30分あれば駐車場なのに、子どもの足がもたない。結局、15分歩いて、5分休むを繰り返して、下山に3時間かかってしまいました。
トレッキングポールを持っていけば、膝への負担を30%減らせます。夏山だからって軽装で行くと、こういう失敗をします。装備は妥協しないでください。
6. 7月の夏山で気をつけるべき、雷と急な天候変化
御嶽山は天気が変わりやすい山です。7月に登った時は、昼頃から南西から雲が湧き始めました。夏山シーズンは午後の雷が怖い。特に御嶽山の頂上付近は、樹木が少ない箇所があり、雷のリスクが高い。
僕たちは12時までに頂上に着く計画でしたが、実際は12時45分。下山開始が1時を回ってしまい、天気が悪化する時間帯に下山することになってしまいました。わかります、その気持ち。計画より遅れると、本当に焦ります。
結果として、標高1,800m地点で小雨が降り始めました。レインジャケットを着て対応できましたが、もし豪雨だったら大変なことになってました。雨具は必ず持っていってください。ここ大事です。
天気予報を前夜に確認して、午前中に頂上に着けるように計画を組むことが重要です。試してみてください。
7. まとめ
長い記事を読んでいただきありがとうございます。御嶽山・8合目ルートは、愛知県から日帰りで行ける優秀なコースですが、夏山の熱中症対策がめっちゃ重要です。僕みたいに失敗すれば、子どもにまで影響が出ます。
ぶっちゃけ、北アルプスのテント泊縦走よりも、この日帰りコースの方が、夏山ならではのリスク管理が必要かもしれません。水分補給、塩分補給、そして予定より早めの下山。これらを意識して、ぜひ参考にしてみてください。
子連れでも無理なく登れるので、来年の夏山デビューの選択肢にしてみてください。
登山歴10年以上・30代会社員パパ
テント泊縦走が大好きな30代の会社員パパ。週末に家族と過ごしながら、月1〜2回のペースで登山を継続中。10年以上の経験をもとに、登山初心者が失敗しないための情報を発信しています。


コメント